コンフィグレーション機能
CHAN:VOLT:NSELで指定されたチャンネルに対して有効です。
電圧のレンジ設定をして、電圧保護(OVPとUVP)をデフォルトにします。
コマンド
CONFigure[:SCALar]:VOLTage[:DC] [{<numeric>|MIN|MAX|DEF}]
パラメータ <NUMERIC>電圧のレンジの設定
設定値: | 2、20、200 | デフォルト指定または省略時はAUTO |
このコマンドは下記のコマンドを送信するのと同じです。
[SENSe:]VOLTage[:DC]:RANGe <numeric>
[SENSe:]VOLTage[:DC]:PROTection[:UPPer] DEFault
[SENSe:]VOLTage[:DC]:PROTection:LOWer DEFault
電圧スキャニングでスキャニング対象になっている論理チャンネルすべてに有効です。
電圧レンジ設定をして、電圧保護(OVPとUVP)をデフォルトにします。
コマンド
CONFigure[:SCALar]:VOLTage[:DC]:ALL [{<numeric>|MIN|MAX|DEF}]
パラメータ <NUMERIC>電圧スキャニングのレンジの設定
設定値: | 2、20、200 | デフォルト指定または省略時は、全チャンネルのレンジ設定をAUTO |
このコマンドは下記のコマンドを送信するのと同じです。
[SENSe:]VOLTage[:DC]:RANGe <numeric>
[SENSe:]VOLTage[:DC]:PROTection[:UPPer] DEFault
[SENSe:]VOLTage[:DC]:PROTection:LOWer DEFault
CHAN:VOLT:NSELで指定されたチャンネルの、電圧のレンジの設定、分解能の設定、電圧保護(OVPとUVP)を問い合わせます。
コマンド
CONFigure[:SCALar]?
レスポンス
CONFigure[:SCALar]?に対して<NR1>形式で次のように返します。
(例)電圧のレンジ設定がAUTO、分解能が0.001、UVPが0、OVPが20の場合
"VOLT AUTO,1.0000E-03,0,2.00000E01"を返します。